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​ケイ酸塩系セラシリーズについて

製品概要

セラシリーズをコンクリート構造物及びセメント系製品に塗布すると毛細管現象で内部に浸透していき、短時間で

セメントの主成分である水酸化カルシウムと「セラシリーズ」の主成分が科学的に結合して、耐水性、耐久性、

対薬品性に優れたケイ酸カルシウムの透明な親水膜層が形成されます。

​さらに時間の経過と共に表面の密度及び高度が大幅に向上し、力学強度の増大、防水性の向上、中性化阻止、

塩化イオンや硫酸などからの侵食劣化したコンクリート構造物やセメント系製品の表面に塗布または内部に

含浸するとアルカリ(PH11.5)になり水和反応が進行していき力学強度その他の物性も大幅に向上し、補修復元することができ、​その後もコンクリートの水和反応を阻害せずに中性化を阻止する事ができます。

製品特徴

​1.

​表層部にコート剤のシリカ成分が、セメントの主成分である水酸化カルシウムと反応して不水溶性のケイ酸カルシウムを生成する。

​2.

​セラシリーズがアルカリ性かつ保湿性であるため、セメントの水和反応が促進され、硬化時間が短縮されるが、アルカリ金属を含まないため、アルカリ骨材反応は起きない(樹脂系塗膜は水和硬化反応を妨げる)。

​3.

表層部が高密度化して、高度・割避引張強度などの力学強度および防水性、耐薬品性が大幅に向上する。

​表層部に高密度のケイ酸カルシウム層ができるため、二酸化炭素や酸性雨による中性化を防ぐことができ、また内部からのアルカリ成分の溶出を防止します。

​4.

​呼吸性が損なわせないため、内部結露が生じづらくなり、力学強度の向上と相俟って凍結融解性が良い。

​5.

水和反応を促進するため、セメント系製品の製造工程で使用すると、蒸気・オートクレープ養生の時間が

大幅に短縮され製造コストが削減される。

​6.

​セラシリーズ 超高耐候性

一般的に塗膜を破壊する強敵は紫外線です。

有機塗料類は290〜350nmの領域に波長域があるため紫外線の波長域と共通するため、塗膜に吸収されて分解されていくが、セラミックス膜は220nm以上の吸収領域を持っていないために紫外線は通過し、塗膜そのものに影響を受けません。

​特徴 1

​物性が安定している

無機高分子の結合エネルギーは有機高分子の結合エネルギーに比べて大きく、熱や光などの物理エネルギーに対して安定しています。

C-C結合に代表される有機高分子結合エネルギー → 約89.9kcal/mol

無機高分子結合Si-O結合の結合エネルギー → 約106kcal/​mol

​特徴 2

​紫外線の影響が無い

紫外線は目に見える『可視光線』の波長領域の短波長側にある電磁波の事を言います。

可視光線の波長は400〜770nmの範囲であり、400nmより短い波長領域の電磁波を紫外線と呼んでおりますが、そのうち300nmより短い波長のものは大気中のオゾンにより吸収されてしまうため、地上に到達する波長領域はおおよそ300〜400nmのものであると言われております。

紫外線を吸収した塗膜は高い励起状態に移るか解離または電位し、化学反応をお越し、塗膜の破壊が起こります。有機塗料類は290〜350nmnお範囲に波長域をもち、紫外線の波長と共通する為、塗膜は紫外線が吸収されて塗膜の破壊が進行する一方、セラミックス膜は220nm以上に吸収域を持っていない為、紫外線は通過してしい、膜自体に影響は受けません。

​セラシリーズ 低汚染性

一般的に塗膜を破壊する強敵は紫外線です。

有機塗料類は290〜350nmの領域に波長域があるため紫外線の波長域と共通するため、塗膜に吸収されて分解されていくが、セラミックス膜は220nm以上の吸収領域を持っていないために紫外線は通過し、塗膜そのものに影響を受けません。

​特徴 1

​静電気を帯びない

静電気は機材に埃や塵を吸着させ、汚す原因となります。

セラシリーズは塗布した面は超多孔質膜となり、その凹凸の月まに入り込んだ水酸基(OH)を伝わって電気が逃げるため、静電気は帯びません。

そして、その帯電特性により静電気によるちりや埃が外壁に固着する事なく、雨水によって洗い流され、いつまでも美しい外観を維持することが可能です。

​特徴 2

​親水性によるセルフクリーニング効果

親水効果で木につな水膜ができ、汚れを塗膜から浮かして雨水などで洗い流れます。

​親水コーティングは雨水の流れる部位が限定されるため、汚れは雨筋となって外壁に固着して残ってしまいます。

セラシリーズは下地の改質と強化・無機の優れた保護機能のW効果により多くの劣化因子を阻止するコストパフォーマンスの高いコーティング剤なのです。

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